独立開業、起業創業、会社設立時に、法人と個人事業主のどちらの事業形態が有利か、ご相談をお受けします。
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 ■ 法人で事業を始めるか、個人事業主で事業を始めるか?

  事業の形態には、法人と個人事業主の二つの形態があります。

  独立開業した場合、法人と個人事業主のどちらで事業を
  開始するか、少し迷う部分があります。

  どちらの事業形態がいいのは、独立開業者さんごとの状況に
  よって変わってきます。

  ケースによっては、法人のほうがいい場合もありますし、
  ケースによっては、個人事業主のほうがいい場合もあります。

  それぞれ、メリット、デメリットがあるので、独立開業者さんの
  状況を考えて、そのどちらがいいかを考えることが重要かと
  思います。




 ◆費用面は、法人よりも個人事業主のほうがメリットがある

  まず、知ってもらいたいのは、法人と個人事業主の設立時の
  費用とランニングコストがどうかということです。

  個人事業主で事業を開始する場合は、とくに設立の費用が
  かかるわけではありません。

  法人で事業を開始する場合は、法務局での登録料などが、
  株式会社で約24万円、合同会社で約10万円くらい
  かかります。

  また、ランニングコストも、税金面では、あまり利益がでていない
  場合、法人のほうが、税金負担が少し多くかかります。
  (利益が、そこそこでている場合は、法人のほうが税金負担が
   少なくなる場合があります)

  税金以外にも、個人事業主より法人のほうが利用料金が
  高いというものもあります。

  維持費という観点でも、個人事業主より法人のほうが、
  デメリットが多い可能性が高いです。

  費用面では、法人より個人事業主の方がメリットが大きいです。




 ◆営業面、対外的な信用力は法人のほうがメリットがある

  その費用面の前提を知った上で、次に、営業面、対外的な
  信用面から、法人と個人事業主を比較したいと思います。

  法人と個人事業主では、法人のほうが、対外的な信用力が
  高い形になります。

  営業面で、対外的な信用力が大切な業種の場合は、
  法人で事業を開始したほうがいい場合があります。

  独立開業時に、最も重要なのは営業面での強さになるので、
  法人にすることで、営業面でプラスになるのなら、
  法人で事業をスタートするのも一つの方法となります。




 ◆ある程度、利益が見込まれる場合は、法人のほうが良い

  上記に、あまり利益がでていないときは、個人事業主のほうが、
  税金面で負担が少ないと書きました。

  ただ、ある程度、利益がでるようになると、個人事業主よりも
  法人のほうが、税金面の負担が少なくなるケースもあります。

  独立開業時に、最初からある程度、利益が見込まれる場合は、
  最初から法人にしておくというのも一つの方法です。

  個人事業主で事業を始めたが、思った以上に利益がでて、
  税金負担がかなり重くなるというケースも、たまにあります。

  そうならないように、利益が見込まれる場合は、最初から
  法人にするのも、一つの方法です。




 ◆よくあるパターンとしては・・

  上記にあるように、法人と個人事業主でメリット、デメリットが
  あるので、どちらで事業を開始するか、少し迷う部分もあります。

  実際によくあるパターンとしては、とりあえず個人事業主で
  始めてみて、様子を見ながら、必要があれば、すぐに法人に
  切り替えるというケースが多いです。

  なかなか営業面や利益面がどうなるかは、独立開業前に
  判断がつきにくい部分があります。

  法人設立に関しては、費用がかかる話ですし、
  法人から個人事業主に戻すのも、費用的にも、手続き的にも
  面倒くさい話なので、まずは気軽に個人事業主で
  事業を開始して、その後、状況を見ながら法人に移行する
  という形が、一番、固い方法かと思います。

  明らかに営業面で必要である、もしくは利益がでそうである
  という場合は、法人でスタートでいいと思いますが、
  それ以外の場合は、上記のように、折衷案的な固い方法を
  選択することがいいかと思います。




 ◆相談無料


  独立開業時の事業形態を法人で開始するか、個人事業主で
  開始するか、どちらがいいか、弊社でご相談を無料で
  お受けしております。

  お客様の状況をヒアリングして、法人と個人事業主のどちらが
  いいか、メリット、デメリットをご説明いたいします。

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